ノババックス開発のワクチンを厚労相が承認 国内4例目 武田薬品工業が製造
アメリカのバイオ医薬品メーカー「ノババックス」が開発した新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働相は19日、製造・販売を正式に承認しました。
19日に後藤厚労相が承認した国内で4例目となる新型コロナワクチンは、「ノババックス」が開発した、ファイザーやモデルナとは異なる仕組みのもので、従来のB型肝炎ワクチンなどと同じ「組み換えたんぱくワクチン」と呼ばれるタイプです。
原則として、3週間間隔で2回接種し、2回目接種から少なくとも半年経過した後に3回目の接種ができます。
武田薬品工業が山口県の自社工場で製造し、供給します。
厚労省は、近く専門部会を開き、臨時の予防接種の対象にする方針で、来月下旬から6月上旬にかけて約10万回分が各自治体に配送される予定です。