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【天気】厳暑はピークに 沖縄で台風発生へ

2021年8月5日 9:18
【天気】厳暑はピークに 沖縄で台風発生へ

北海道から九州にかけては夏空が広がり、耐えがたい暑さが続くでしょう。沖縄近海の熱帯低気圧は、台風に発達するとみられます。影響で沖縄では非常に激しい雨となるでしょう。

《厳しい暑さはピークに》

北海道から九州にかけては、5日も夏空が広がる見込みです。強い日差しが照りつけ、耐えがたい暑さが続くでしょう。

東北から九州にかけて39都府県に熱中症警戒アラートが出ています。場所によっては、最高気温が40℃近くまで上がるでしょう。危険な暑さが予想されるため、万全な熱中症対策を心がけてください。特に高温が予想されるのは、次の地点です。

■予想最高気温
39℃ 日田(大分)
38℃ 甲府、京都、大阪、久留米(福岡)、佐賀、熊本
37℃ 会津若松、岐阜、奈良、津山(岡山)、岡山、庄原(広島)

東京も35℃まで上がるでしょう。この夏初めての猛暑日となる可能性があります。北海道・札幌は32℃、帯広は35℃の予想です。暑さに慣れていない地方でも平年を上まわる暑さが続いていることに注意が必要です。

《山沿いでは夏特有の夕立》

北海道東部、東北、北陸、北関東、長野、東海の山沿いでは、昼頃から夜にかけて雷雨の所がありそうです。

《沖縄近海で台風発生へ》

那覇市の南西約100キロの海上には熱帯低気圧があって、ゆっくり北に進んでいます。沖縄では6日にかけて、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の所があるでしょう。

6日朝までの24時間の雨量は150ミリに達する所がありそうです。予想される最大瞬間風速は6日にかけて25メートル、波の高さは4メートルから5メートルと予想されます。大雨による土砂災害、低い土地の浸水、高波に警戒が必要です。

《連休中は台風の動向に注意》

南の海上から熱帯低気圧や台風が北上してくるため、6日以降は、徐々に雨の範囲が広がるでしょう。6日の昼前から紀伊半島で雨が降り出しそうです。7日は九州から関東の広範囲で雨となり、8日は九州から北海道にかけて、ほぼ全国的に雨が降るでしょう。

熱帯低気圧(台風)の動向によっては、太平洋側を中心に大雨となるおそれがあります。連休にかけて、台風情報を確認するようにしてください。