６日に行われる東京オリンピックのサッカー女子決勝の会場と競技開始時間が猛暑を懸念して、変更されることが発表されました。これに伴い、日本の銅メダルがかかるサッカー男子の３位決定戦も時間が変更となります。

サッカー女子の決勝は、６日午前１１時から国立競技場で行われる予定でしたが、出場するカナダとスウェーデンが猛暑を理由に、競技開始時間の変更をＩＯＣ・国際オリンピック委員会に求めていました。

これを受け、ＦＩＦＡ・国際サッカー連盟やＩＯＣ、組織委員会が協議し、競技開始時間を６日午後９時に、会場を横浜国際総合競技場に移すことが決定しました。

６日夜には日本が銅メダルをかけてメキシコと対戦するサッカー男子３位決定戦が行われますが、女子の決勝と時間の重複をさけるため、午後８時だった開始時間を２時間前倒し、午後６時からとすることになりました。

ＦＩＦＡのインファンティーノ会長は、「選手のためにベストなコンディションを提供してくれたことに感謝する」とコメントしています。

今大会で競技会場が変更となるのは初めてです。