大雨で橋崩落…孤立した宿泊客を救出 青森
青森県のむつ市や風間浦村では、大雨の影響による橋の崩落などで、いまも一部の地区の孤立した状態が続いており、風間浦村では孤立していた宿泊客の救出活動が行われました。
10日の大雨の影響で、むつ市大畑町では国道279号にかかる小赤川橋が崩落し、隣り合う風間浦村と行き来ができなくなっています。また複数箇所で土砂崩れも起きて、むつ市大畑町の赤川地区や、風間浦村の下風呂地区では孤立した状態が続いています。
12日午前9時すぎ、小赤川橋で下風呂地区の旅館などに宿泊していた人たちが、自衛隊や消防の助けを受けながら、ロープを使って崩れた橋をわたり救出されました。
救出された宿泊客は――
「とても安心しました。ほっとしました」
「ようやく脱出できて良かった。でも、宿の方にとてもお世話になったので、中では全然たいへんなこともなく過ごせたので、ありがとうございました」
「停電とか断水とかの不便さはあったが、命に別条を感じるような不安はなかった」
崩落した小赤川橋は、仮設の橋の設置に14日程度かかる見通しです。