線状降水帯が発生した山陰地方など、日本海側の大雨の今後について、気象予報士の木原さんに聞きます。

８日（木）から１０日（土）にかけての天気図の予想です。週末にかけて、梅雨前線が同じような所に居座り、日本海側を中心に大雨が続く見込みです。

大雨の元になる上空の湿った空気の予想は、週末にかけて日本海側中心に大雨のもとになる湿った空気が次々と流れ込みそうです。太平洋高気圧の縁を回って、南からやってくる湿った空気もあって、大雨の降りやすい状況が長時間続く恐れがあります。

今後の雨雲の予想は、発達した雨雲が日本海側を中心に流れ込み、８日（木）の早朝に、再び強い雨雲が日本海側に掛かる予想です。その後、近畿から東海に移動していきそうです。

大規模な土砂災害の起きた熱海市でも、再び雨が降る予想です。１０日（土）にかけて、災害級の大雨の恐れがありますので引き続き大雨の備えを心がけてください。