熊本と福岡に線状降水帯 災害級の大雨警戒
気象庁は3時間ほど前、12日午後1時59分に熊本県の熊本地方と福岡県筑後地方に線状降水帯が発生したと発表しました。熊本と大分の一部には大雨警戒レベル5の緊急安全確保が出されています。熊本・和水町から中継です。
線状降水帯も発生した熊本県内。県の北部を中心に川の氾濫などの危険が迫っています。
熊本県内の降り始めからの雨量は熊本市で308ミリとなり、8月1か月間の平均雨量を超えました。和水町に隣り合う南関町では川が増水し、有料老人ホームに迫っているのが分かります。現在、和水町と菊池市に大雨警戒レベル5の緊急安全確保が出されています。
13日にかけての雨量は多いところで1時間に70ミリ、24時間に300ミリの予想で、その後もさらに降水量が増える見込みです。土砂災害や河川の氾濫に厳重な警戒が必要です。