ウクライナへカイロを…小中学生の支援活動を市長らに説明 鴻巣市
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってからまもなく1年。ウクライナから避難してきた女性と留学生らが、埼玉県鴻巣市内の小中学生が取り組んだウクライナへの支援活動の状況などの説明のため、市長らを表敬訪問しました。
この支援活動は、鴻巣市のコミュニティーFM「フラワーラジオ」が市内の小中学生に呼びかけ、寄付してもらった使い捨てカイロを厳しい寒さのウクライナに送るというものです。
21日、市長らを表敬訪問したのは、支援活動に関わったウクライナからの留学生、ミコラ・バトゥリンさん、ウクライナから避難してきたミコラさんの友人、アダムチュック・イリナさん、市内の小学生3人です。
5人は、鴻巣市の並木市長と教育委員会の望月教育長に対してメッセージを読み上げたり、ウクライナの国旗の色で作った飾り物を披露したりするなど、今回の支援活動について説明しました。
鴻巣市・並木正年市長「(鴻巣の子どもたちが)カイロを送るという非常に身近な取り組みを皆さんが一生懸命考えてやってくれたということ、本当にうれしく思います」
ウクライナから留学 ミコラ・バトゥリンさん「カイロ一つでも誰かの命を助けると思います」「たくさんカイロが集まってくれて、どうもありがとうございました」
この支援活動では、約9000個のカイロが集まっていて、すでに一部のカイロをメッセージとともに、ウクライナの子どもたちに送ったということです。