5月のG7広島サミットに向け、広島と長崎の市長が岸田総理大臣と面会しました。両市長は、各国のリーダーによる原爆資料館の視察や長崎への訪問が実現するよう、協力を要請しました。

広島市の松井市長と長崎市の田上市長は、岸田総理に対し、各国リーダーによる広島の原爆資料館の視察や長崎訪問、さらに、被爆者との面会が実現するよう協力を要請しました。

これに先立ち長崎の田上市長はアメリカのエマニュエル大使と会談し、バイデン大統領による長崎訪問の実現に向け協力を求めました。エマニュエル大使は「きちんと支えます」と答えたということです。

一方で、複数の日本政府関係者は「大統領の長崎訪問は日程的に厳しく実現のめどは立っていない」と話しています。