デパ地下“制限”も…人出「5割減」へ工夫
■工夫してステイホーム、緩みも
政府分科会は、「人との接触を5割削減」と提言しましたが、実際はどうでしょうか。東京・渋谷で聞きました。
大学生(19)
「都民が地方に行くのは控えた方がいいなということで、やめましたね」
祖父母に会いに行くことを自粛したこの大学生は、代わりに、ステイホーム中の工夫を凝らしていました。
「家族で遊ぶ用に、花札を購入しました。家族で会話する機会も増えましたし、わいわい遊んでいる感じが楽しいです」
一方で、自粛疲れからくる緩みもありそうです。
会社員(20代)
「(緩みは)海に行ったっていう感じですかね。県外に行くのはどうかなとは思ったんですけど、車で出かける分にはいいかな、って」
■デパ地下“規制”戸惑う客も
人出を減らすよう、専門家から名指しされた百貨店ではどうでしょうか。
高島屋日本橋店では、地下1階の食料品売り場に降りるエスカレーターが完全に止まっていました。出入口を少なくするなど、「デパ地下」への入場規制が始まっていました。規制で地下から上がれず、戻ってくるなど、戸惑う客の姿もありました。
■「3日に1回」意識の買い物客も
東京・足立区のスーパーで取材すると、外出を減らすために自ら工夫する人もいました。
買い物客
「(買い物の)回数出なくて済むように、出た時にはまとめて買って、冷蔵庫に(たくさん)入れておくようにしています。日持ちするものを買って」
小池知事が要請した「買い物は3日に1回」を心掛けているといいます。
――「5割削減」が言われていますが、できそうですか?
「…頑張ります」
(8月16日『news zero』より)