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デパ地下“制限”も…人出「5割減」へ工夫

2021年8月17日 9:15
デパ地下“制限”も…人出「5割減」へ工夫

■工夫してステイホーム、緩みも

政府分科会は、「人との接触を5割削減」と提言しましたが、実際はどうでしょうか。東京・渋谷で聞きました。

大学生(19)
「都民が地方に行くのは控えた方がいいなということで、やめましたね」

祖父母に会いに行くことを自粛したこの大学生は、代わりに、ステイホーム中の工夫を凝らしていました。

「家族で遊ぶ用に、花札を購入しました。家族で会話する機会も増えましたし、わいわい遊んでいる感じが楽しいです」

一方で、自粛疲れからくる緩みもありそうです。

会社員(20代)
「(緩みは)海に行ったっていう感じですかね。県外に行くのはどうかなとは思ったんですけど、車で出かける分にはいいかな、って」

■デパ地下“規制”戸惑う客も

人出を減らすよう、専門家から名指しされた百貨店ではどうでしょうか。

高島屋日本橋店では、地下1階の食料品売り場に降りるエスカレーターが完全に止まっていました。出入口を少なくするなど、「デパ地下」への入場規制が始まっていました。規制で地下から上がれず、戻ってくるなど、戸惑う客の姿もありました。

■「3日に1回」意識の買い物客も

東京・足立区のスーパーで取材すると、外出を減らすために自ら工夫する人もいました。

買い物客
「(買い物の)回数出なくて済むように、出た時にはまとめて買って、冷蔵庫に(たくさん)入れておくようにしています。日持ちするものを買って」

小池知事が要請した「買い物は3日に1回」を心掛けているといいます。

――「5割削減」が言われていますが、できそうですか?
「…頑張ります」

(8月16日『news zero』より)