佳子さま、ギリシャ手話で交流 国立ろう者施設を訪問
ギリシャを公式訪問中の秋篠宮家の佳子さまは、聴覚に障害のある人などを支援する施設を訪れ、ギリシャの手話を交えながら交流されました。
現地時間の29日の午前、佳子さまは、ギリシャ・アテネ市内にある国立ろう者施設を訪れ、関係者らの出迎えに「お会いできてうれしい」などとギリシャ手話で応じられました。
この施設は、ろう者やその家族などに向けて通訳のサービスやカウンセリング、手話学習のほか、教育、職業訓練、生活支援などを行っています。佳子さまは、手話教室で生徒らと交流しながら、ギリシャ手話を学ばれました。
最後に、施設の関係者から手話教室にも貼ってあったギリシャ語のポスターをもらうと、笑顔で受け取られました。
佳子さまは、午後、ギリシャ北西部にあるケルキラ島を訪れ、児童福祉施設や世界遺産の旧市街などを視察される予定です。