東京パラリンピック“学校観戦”が開始
東京パラリンピック競技の観戦機会を児童生徒に提供する「学校連携観戦」が25日から始まりました。
25日の1日で中学生らおよそ1500人が、ゴールボールや車いすフェンシングを観戦する千葉市の会場には、朝早くから、マスクをつけた生徒らが引率の教師らとともに訪れていました。
また、東京・調布市の車いすバスケットボールの会場では、新型コロナウイルスの感染対策として3席あけて距離をとり、着席の直前に教師らが座席を消毒するなどした上で、児童らも声を出さずに拍手で選手にエールを送っていました。
この会場にはIOCのバッハ会長もJOCの山下会長とともに訪れ、観戦していました。バッハ会長は25日、複数の会場をまわり、26日未明に帰国の途につくということです。
一方、組織委員会は、あらたにパラリンピック関係者16人の感染を発表しました。16人のうち5人は選手村の滞在者で、このうち2人は海外から来日した選手だということです。