家庭内感染“親が冷静でいることが大切”
神奈川県の40代の男性と小学5年生の娘は、家庭内感染したとみられています。男性は、感染させたことを娘に謝ったといいます。防ぐのが難しい家庭内感染について、男性が話したことは…。
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自宅療養中の40代の男性と小学5年生の娘は─。
自宅療養中の娘(小5)
「最初にお父さんが感染したのが分かったときに、私も感染してるかなと最初思った」
家庭内感染したとみられています。男性は、今月20日に発熱し、22日に陽性が判明しました。その日に娘と40代の妻に症状が出て、翌日、感染していることが分かったといいます。
娘の熱や体の痛みなどの症状は、2日ほどで落ち着いたといいますが─。
“父親から感染”自宅療養中の娘(小5)
「においがしなくなったのが昨日。同じくらいのタイミングで味がしなくなりました」
味覚と嗅覚に異常がでました。
自宅療養中の男性(40代)
「娘がこう感じるのはショックですよね。子供にそういう思いさせちゃったのかっていうのはある」
男性は、感染させたことを娘に謝ったといいます。父親から謝られたときどういう気持ちだったのでしょうか─。
自宅療養中の男性(40代)
「むかついた?」
“父親から感染”自宅療養中の娘(小5)
「むかつきはしないでしょ」
自宅療養中の男性(40代)
「娘の心の奥底まで我々が分からないので、そこが親の立場として苦しいところだけど、前向きになるしかないかなと」
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男性と妻は1回目のワクチンを接種済みで、いずれも症状は軽いといいます。
自宅療養中の男性(40代)
「意外と私も妻も冷静なので(ワクチンの)安心感があるから、だから娘も(うちは)大丈夫なんじゃないという感じなのかもしれない」
娘も─。
“父親から感染”自宅療養中の娘(小5)
「不安ではあったけど、みんなひどくなってなかったので、少し安心はしました」
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防ぐのが難しい家庭内感染について、男性は、親が冷静でいることが大切だと思うと話していました。
8月25日放送『news zero』より。