楽しみ減ったコロナ禍“笑える”商品が続々
コロナ禍で、イベントや旅行など、楽しみが減ったという人も多いのではないでしょうか。こうした中、思わずクスッと笑ってしまいそうになる商品が登場しています。
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26日、都内のコンビニエンスストアでお客さんの目をひいていたのは「ウインナー弁当」です。
お客さん
「非常にそそられるものがある。がっつきたい」
おかずは“ウインナー5本だけ”というなんとも潔いこの弁当。(ウインナー弁当 216円)これまでは関東だけでの販売でしたが、25日から全国で販売を開始するほど人気だというのです。
ローソンストア100・運営部長 林弘昭さん
「ここまで売れるとは思っていませんでした。みんな、まさかでした」
開発を担当したのはウインナー好きの林さん。絶対にニーズがあると信じ商品化に乗り出しましたが、価格の調整などに妥協できず、販売までにはおよそ10年かかったといいます。
しかも、社内からは…
ローソンストア100・運営部長 林弘昭さん
「(社内からは)本当に売れるのかという疑問が多かった」
ところが、今年6月に販売を開始すると「どこか懐かしい」などとSNSで話題になりました。弁当部門で売り上げ1位を続ける異例の大ヒットになっているといいます。
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大阪のメーカーが販売しているのは、ある形の食べ物が作れる家電です。その商品は…
ハック 有山哲也代表取締役
「『わっしょい!うんち焼き』、カステラを作れるメーカー。面白いものないかなと、世間にないものないかなと考えたら、すーっとおりてきた」
実際にスタッフが焼いてみると、こんがりほかほかのカステラができあがりました。
コロナ禍の子どもたちに楽しんでほしいと開発したといいますが…(わっしょい!うんち焼き 参考価格:1980円~2480円)
ハック 有山哲也代表取締役
「まさか大人が正直ここまで楽しむとは思わなかった」
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「うんこ」といえば、2017年に販売を開始し、例文にこの単語が使われていることで話題となったドリル。
八重洲ブックセンター 内田俊明さん
「うんこドリルは発売から4年くらいたつが、今もずっとよく売れている」
累計発行部数は890万部以上と、多くの子どもたちを楽しませています。
さらに、滋賀県の会社が販売しているのは、なんと、食べられるメモ帳。どんな味なのでしょうか。
記者
「もなかの皮を薄くしたような感じで、少し甘みがあります」
紙だけでなく、付属のペンのインクも食べられるものでできているといいます。(食べられるメモ帳「kamihime」 2000円)
開発したのは、ある若手社員です。
アインズ 寳田萌花さん
「会議中とか授業中にメモ帳が食べられたら面白いんじゃないかということで。ちょっとでもクスッと笑っててもらえるものとして使ってもらえたらなと」
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ちょっぴり笑顔になれる一風変わった商品がおうち時間を楽しませてくれそうです。