自宅療養者へ酸素ボンベ 港区が独自支援
新型コロナウイルスの自宅療養者が増えていることから、東京・港区は、30日から自宅療養者への酸素ボンベを活用した独自の支援を始めました。
港区が自宅療養者への独自支援で使用する酸素ボンベは、1つで16時間から20時間の酸素吸入が可能ということです。
通常、酸素ステーションで、使用している酸素濃縮器は1つあたりおよそ10キロと重く持ち運びが困難ですが、こちらは1キロから2キロ程度で簡単に持ち運べるということです。港区ではこれを医師や保健所の職員らが自宅療養者のもとへ届けるとしています。
この取り組みは都内23区では初めてだということで、港区では「患者がひと晩安心して過ごすために活用していきたい」としています。