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自宅療養者用「酸素ステーション」設置急ぐ

2021年8月17日 12:19
自宅療養者用「酸素ステーション」設置急ぐ

新型コロナウイルスの感染拡大で、医療提供体制のひっ迫が進む東京都は、酸素投与が必要な患者に対応する「酸素ステーション」の設置を急いでいて、旧「こどもの城」の跡地などが候補に挙がっていることが分かりました。

都内では、新型コロナの感染急拡大により、自宅療養者が2万人を超える過去最悪の状況となっていて、自宅療養中に容体が急変し、死亡するケースも今月だけで6人確認されています。

都は、自宅療養者などで酸素投与が必要になった場合に対応する「酸素ステーション」の設置を進めていて、渋谷区にある旧「こどもの城」の跡地などが候補に挙がっていることがわかりました。

旧「こどもの城」は、東京オリンピック・パラリンピックのボランティアの研修に使われていました。

都は、酸素ステーションを早ければ今月中に開設する予定で、医師と看護師が常駐して24時間体制で酸素投与などの治療を行います。