都医師会 病床確保など要請に協力呼びかけ
東京都医師会は、都と国からの病床確保などの新型コロナ診療への協力要請に対し、都内のすべての医療機関などへ協力を呼びかけました。
東京都医師会・尾崎会長
「国や都から要請を受けて、私のほうとしてはここでもう一度、医師会員の病院、診療所の先生にお願いを出しました。なんとか協力していただきたい。1か月はみんなで頑張ろうと」
東京都医師会の尾崎会長は、「大災害に匹敵する規模」で感染者が増えているとし、都内のすべての医療機関と医師に、9月の1か月間をめどに、国と都からの病床確保などの協力要請に応じるように呼びかけました。
さらに、尾崎会長は臨時の医療施設の必要性を訴え、「薬も使えてある程度の入院機能を持った中等症患者向けの医療施設、軽症患者向けに抗体カクテル療法が行える医療施設と、機能を分けて作っていただきたい」と述べました。
また、都と連携して、自宅療養者などへのオンライン診療を、来週中にも多摩地域からスタートすることを明らかにしました。医療が手薄になりやすい午後6時から午後9時の間に診療するということです。