絶対やめて!自宅療養で酸素吸入中の注意
急増している自宅療養者。自宅で酸素吸入が行える「酸素濃縮装置」を使用する人も増えていますが、日本産業・医療ガス協会が注意を呼びかけています。
それは、使用中の火の取り扱いです。装置を使用している最中に、火のついたたばこを近づけた実験では、チューブが、まるで導火線のようになり燃え広がります。
“濃縮”された酸素の燃焼はすさまじく…。普通の空気中と比べても差は歴然です。火が消えかけているマッチも、再び燃え上がるほど。
「火にそこまで近づかないから」といって、ガスコンロなどを使うのもNG!火を扱う時は装置を止め、必ずチューブを外すことが大切です。
特に、たばこやライターから引火することが多いため、厚労省は、「酸素吸入中には、たばこを絶対に吸わないでください」と呼びかけています。