都が確保の“酸素濃縮装置” 残り1割切る
東京都は、新型コロナウイルスの自宅療養者などに貸し出すため、酸素濃縮装置500台を確保していますが、装置を使う患者が急増し、残りが1割を切っていることが、わかりました。
東京都は、入院調整中の自宅療養者などが一時的に酸素投与を受けるための「酸素濃縮装置」500台を確保していますが、都の担当者によりますと、8月に入って依頼が急増し、9割以上が貸し出され、残りが1割を切ったということです。
装置は、使用が終われば回収し別の患者に貸し出しますが、感染リスクがなくなってから回収するため、使用後10日から2週間ほど必要で、都が回収を確認できた装置はまだないということです。
都は、新たに酸素ステーションの設置も検討していますが、担当者は「酸素ステーションで使用する装置も、追加で供給してもらえるよう業者と調整中」と話しています。