性犯罪“実態にあう法制度の見直し”諮問へ
上川法務大臣は10日、性犯罪の実態にあった法制度の見直しについて、法制審議会に諮問することを明らかにしました。
上川法務大臣「性犯罪への適切な対処は、喫緊の課題です。法制審議会において、充実した議論が行われることを期待しています」
上川大臣は、10日の会見で、刑法の「性犯罪」に関する規定の見直しについて、具体的な検討を行うよう法制審議会に諮問することを明らかにしました。
現在の刑法の強制性交の罪では、暴行や脅迫が犯罪成立の要件となっており、これらの要件の見直しや、現在は13歳となっている性交同意年齢の引き上げなど、幅広い論点について議論が行われる見通しです。