全日空“CO2削減”機内で保冷剤を導入へ
二酸化炭素の排出量削減などのため、全日空は、機内で飲み物などを冷やすドライアイスの使用をやめ代わりに保冷剤を導入することにしました。
全日空ではこれまで、機内食や飲み物を冷やすため国内線の機内カートにドライアイスを搭載してきましたが、今月20日から繰り返し使用できる保冷剤に切り替えます。
今回導入する保冷剤はおよそ1年半かけて開発された特注品で、これまでの検証でドライアイスと同等の保冷効果があると確認されています。これにより年間およそ1700トンの二酸化炭素の排出量が削減できる他、年間およそ2億円のコスト減につながるということです。
全日空が機内で保冷剤を導入するのは初めてで、「使い捨てからリユース品に変更するなど、引き続き地球環境に配慮した取り組みを進めていく」としています。