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中小43% CO2削減でのコスト増に反対

2021年8月31日 15:59

中小企業の43%がCO2削減のために自社のコストが増えることに反対していることが日本商工会議所の調査でわかりました。

日商が中小企業2000社あまりに対して行った調査で、CO2の排出削減のために増税や新たな規制導入で企業の負担が増えることについて、全体の43.1%が反対の姿勢を示しました。

内訳では、負担増に「一切反対」とした企業が5.5%、他の減税などを行って実質負担が増えないようにしてほしいと求めた企業が37.6%でした。

政府は2050年のカーボンニュートラル実現を目指していますが、中小企業からは自助努力でのCO2削減は難しい、といった声もあがっています。

日商はまた、コロナで中小企業の経営環境が厳しい状況の中、今後の電気料金の値上がりを危惧している企業も多いとしています。