史上最年少・藤井聡太6冠誕生 羽生九段以来2人目の偉業 前人未到の8冠は…
19日に史上最年少で6つ目のタイトルを獲得した藤井聡太6冠が一夜明けた20日に記者会見を開きました。前人未到の8冠全制覇へ前進した形ですが、本人は「まだ実力的に足りない部分が多い」と語りました。
◇
藤井聡太6冠(20)(20日午前)
「6冠は非常に光栄なこと」
ハタチで成し遂げた偉業に、藤井聡太6冠の地元・愛知県瀬戸市は大盛り上がりでした。
「棋王奪取おめでとうございます!」
市役所では垂れ幕が掲げられるなど、街はお祝いムード一色です。
瀬戸市民
「街の活気の起爆剤になっているので、とても市民としてうれしい」
棋王戦五番勝負第4局が19日に行われ、10年間「棋王」の座を守り続けた渡辺明名人を相手に藤井聡太6冠が勝利し、「棋王」をつかみ取りました。
この「棋王」というタイトルは、竜王や名人などと並ぶ将棋界の8大タイトルの1つです。藤井6冠はこれまでに5つのタイトルをもっていたので、今回、6冠となったのです。(竜王、王位、叡王、棋王、王将、棋聖)
これは将棋界のレジェンド、羽生善治九段以来、史上2人目です。羽生九段の「24歳2か月」という若さも当時話題になりましたが、藤井6冠はそれを3年6か月更新する「20歳8か月」、史上最年少で6冠を成し遂げたのです。
藤井聡太6冠
「タイトル数自体をそれほど意識することは、それほどないんですけど、非常にうれしい結果だった。名人戦まであと2週間くらいしかないので、気持ちを向けて取り組んでいけたらと思う」
快挙から一夜、藤井6冠はすでに次を見据えていました。残すタイトルは「名人」と「王座」の2つです。
4月5日から名人戦七番勝負に初挑戦します。棋王戦と同じく渡辺明名人と争います。
さらに、「王座」への挑戦権をかけたトーナメントを勝ち抜き、永瀬拓矢王座との五番勝負を制すれば、将棋界の8大タイトルを完全制覇します。早ければ今年秋ごろに前人未到の「8冠」を達成することになります。
ただ、本人は淡々と語ります。
藤井聡太6冠(20)
「そこ(8冠)を目指す意識はありませんし、まだ実力的には足りない部分が多い。引き続き、 実力を少しでも高めていけるように取り組んでいければ」
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藤井聡太6冠(20)(20日午前)
「6冠は非常に光栄なこと」
ハタチで成し遂げた偉業に、藤井聡太6冠の地元・愛知県瀬戸市は大盛り上がりでした。
「棋王奪取おめでとうございます!」
市役所では垂れ幕が掲げられるなど、街はお祝いムード一色です。
瀬戸市民
「街の活気の起爆剤になっているので、とても市民としてうれしい」
棋王戦五番勝負第4局が19日に行われ、10年間「棋王」の座を守り続けた渡辺明名人を相手に藤井聡太6冠が勝利し、「棋王」をつかみ取りました。
この「棋王」というタイトルは、竜王や名人などと並ぶ将棋界の8大タイトルの1つです。藤井6冠はこれまでに5つのタイトルをもっていたので、今回、6冠となったのです。(竜王、王位、叡王、棋王、王将、棋聖)
これは将棋界のレジェンド、羽生善治九段以来、史上2人目です。羽生九段の「24歳2か月」という若さも当時話題になりましたが、藤井6冠はそれを3年6か月更新する「20歳8か月」、史上最年少で6冠を成し遂げたのです。
藤井聡太6冠
「タイトル数自体をそれほど意識することは、それほどないんですけど、非常にうれしい結果だった。名人戦まであと2週間くらいしかないので、気持ちを向けて取り組んでいけたらと思う」
快挙から一夜、藤井6冠はすでに次を見据えていました。残すタイトルは「名人」と「王座」の2つです。
4月5日から名人戦七番勝負に初挑戦します。棋王戦と同じく渡辺明名人と争います。
さらに、「王座」への挑戦権をかけたトーナメントを勝ち抜き、永瀬拓矢王座との五番勝負を制すれば、将棋界の8大タイトルを完全制覇します。早ければ今年秋ごろに前人未到の「8冠」を達成することになります。
ただ、本人は淡々と語ります。
藤井聡太6冠(20)
「そこ(8冠)を目指す意識はありませんし、まだ実力的には足りない部分が多い。引き続き、 実力を少しでも高めていけるように取り組んでいければ」