１４日午前、規制線が張られていたのは、新潟市・秋葉区役所の正面玄関です。近くにいた人が感じたのは─。

「魚の腐ったようなにおい。イカのはらわたとかそんな感じじゃないですかね」

いったい何があったのでしょうか。正面玄関で撮影された写真には、割れたインスタントコーヒーの瓶２本と、こげ茶色の液体が飛び散っているのがわかります。

警察によりますと、１４日午前８時すぎ、「悪臭のする液体がまかれた」と職員が通報しました。警察や消防が駆け付けました。異臭騒ぎに、区役所を訪れた人は─。

「なに？そんなバカいるの？いやだね」
「困った人がいるね」
「なんなんでしょうね」
「（Ｑこんなことはあります？）初めてです」

消防によりますと、液体から人体に有害な物質は確認されず、これまでに体調不良を訴えた人はいないということです。コーヒーの瓶が割られ液体が飛び散ったのは、１３日の閉庁後とみられています。

新潟市秋葉区役所　副区長兼地域総務課長・古俣浩さん
「確認した範囲では、心当たりとなるトラブルは最近ない。私どももいま非常に困惑しているところです」

警察は今後、警戒を強めるとしています。