園児O157に集団感染 人から人へ感染か
東京都世田谷区の保育園で、園児10人が腸管出血性大腸菌(=O157)に集団感染したことが明らかになりました。
東京都によりますと、今月10日、世田谷区の保育園で、園児1人のO157への感染が確認され、保健所が調査したところ、17日までに1歳から2歳までの園児10人の感染が確認されたということです。
10人は同じクラスで、9人が軽症、1人が無症状でした。
他のクラスへの感染は広がっていないということです。
園児と同じ食べ物を食べた職員は感染していないことなどから、保健所は、食中毒ではなく、プールでの活動や、オムツ交換などで人から人へ感染した可能性があるとみています。
人から人へのO157の10人以上の集団感染は、都内では2017年8月以降、およそ4年ぶりということです。