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瀬戸内海の港にクジラ 船に引っかかり…

2021年9月21日 21:07
瀬戸内海の港にクジラ 船に引っかかり…

21日、岡山県倉敷市の港でクジラが見つかりました。近くの住民からは驚きの声が…。

記者
「港に浮かんでいたのはバス1台ほどの大きさのこちらのクジラです」

その体長、およそ10メートル。21日午前8時半頃、航行中のタンカーが発見し、海上保安部に連絡したといいます。

突如現れたクジラに近くの住民も驚いている様子です。

Q.今まで(見たこと)ありました?

近所の住民
「ねぇねぇねぇねぇ。(ない。)ここで10年近く釣りよるけど(見たことは)ない、初めて」

このクジラ、化学工場のタンカーに引っかかり、港にたどり着いたといいます。ただ、どこで引っかかったかは分かっていません。

専門家は、瀬戸内海に現れることは珍しいといいます。

玉野海洋博物館 岡秀彦館長
「可能性的にはザトウクジラ。小魚にしても瀬戸内海の中央部にはあまりたくさんいないので、エサを求めて来るっていうのはどうなのかなと」

見つかった時はすでに死んでいたというクジラ。腐敗が進んでいるため、岡山県などが今後の対応を急いで検討しているということです。