運転免許取消など 当事者がオンラインで“意見述べる”手続き導入
運転免許の取消などの処分を受ける際に当事者が意見を述べることができる手続きについて、警視庁は全国で初めてオンライン形式を導入しました。
運転免許の取消や、90日以上の免許停止などの処分を受ける際には当事者が意見を述べる機会が与えられ、原則、対面で行われています。
こうした手続きについて、警視庁は今年7月にオンライン形式を全国で初めて導入し、6日午後、都内の運転免許試験場でデモンストレーションが報道陣に初公開されました。
コロナ禍で対面で行うことが困難なケースや、警察官が感染し、手続きが滞るケースを防ぐために始まったもので、現在は府中運転免許試験場でのみ行われています。
警視庁は今後、ほかの試験場や警察署にも導入することを検討しているということです。