東京ガス サハリン2“新会社”との契約締結手続き完了
ロシアの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」を巡り、東京ガスは30日、ロシア側が設立した新会社との契約の締結手続きが完了したと発表しました。
今月5日にロシアが設立した「サハリン2」の新たな運営会社は、東京ガスなど日本の電力・ガス会社に対し、引き続き契約を結ぶよう通知していました。
これに対し、東京ガスは30日、契約の締結手続きが完了したと発表しました。契約を締結した日程や、具体的な内容については明らかにしていませんが、主な契約条件については新会社の設立前から変更はないということです。
サハリン2は日本のLNG(=液化天然ガス)の輸入量のおよそ1割を占めており、この冬に電力のひっ迫が懸念される中、契約の重要性が指摘されています。