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三井物産・三菱商事、サハリン2“新会社”に参画へ「総合的な観点で判断」

2022年8月25日 14:15
三井物産・三菱商事、サハリン2“新会社”に参画へ「総合的な観点で判断」

日本がロシアから輸入する天然ガスの大半を占めるサハリン2をめぐり、三井物産と三菱商事は、ロシア政府が新たに設立した新会社に参画する方針を固めました。

三井物産と三菱商事がこれまでサハリン2に出資し、権益を維持してきました。しかし、今月5日、ロシア政府がプーチン大統領の命令を受け、事業を引き継ぐ新会社を設立し、参画を続ける場合にはロシア側に意向を通知するよう求めていました。

三井物産と三菱商事は「総合的な観点で判断をした」として、期限の来月4日までに参画の同意書を提出する方針です。

日本はLNG(=液化天然ガス)の約1割をロシアに依存していて、その大半はサハリン2から調達しています。政府は、エネルギーの安定供給に極めて重要だとして、三井物産と三菱商事に権益を維持するよう協力を要請していました。

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