“北方領土返還”モニュメント 再び落書き
北方領土返還運動のモニュメントで、再び落書き被害が見つかりました。
モニュメントは、黄色いペンキのような塗料で落書きされていました。そこには「奪還」という漢字2文字が書かれています。
落書きが見つかったのは、北海道根室市納沙布岬に建てられた北方領土返還運動のモニュメント「四島のかけ橋」です。12日午後4時半ごろ、「祈りの火」の台座部分に落書きされているのが見つかりました。
国後島出身の元島民 宮谷内亮一さん
「私たちの心に傷をつけるようなね(落書きで)憤慨してますよ」
実はこのモニュメント、先月13日にも同様の被害があり、修復を終えたばかりでした。警察は、前回の落書きと書体などが似ていることから、同一犯による器物損壊事件とみて捜査しています。