立山黒部アルペンルート、除雪作業始まる 4月の営業開始に向け
富山県と長野県を結ぶ立山黒部アルペンルートで今年4月の営業開始に向け除雪作業が始まりました。
アルペンルートの除雪は午前9時から富山県側の立山町にある藤橋ゲートで始まりました。
除雪するのは標高2450メートル、室堂までのおよそ31キロの区間で2か月ほどかけて車の通り道を確保します。
この冬は雪が少なく、7日の藤橋付近の積雪は60センチ、室堂は5日時点で5.3メートルといずれも平年を下回っています。
立山有料道路管理事務所 板屋直人所長
「元日に能登半島地震もあったが、安全性を確保し除雪を進めたい」
アルペンルートは4月15日に全線開通の予定です。