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23日は二十四節気「霜降」霜の注意点は

2021年10月22日 17:26
23日は二十四節気「霜降」霜の注意点は

23日(土)は二十四節気の「霜降(そうこう)」です。この二十四節気とは古代中国で考案されたもので、一年間を二十四の節気で区切った「季節の目安」となるものです。

「霜降」は、秋も終わりに近づき、霜が降りる頃という意味があり、実際この時期は、朝晩の冷え込みが徐々に強まり、北国や山里など早いところでは霜が降りる日も出てきます。

■霜はどんな現象?

霜は、0℃以下まで冷やされた空気中の水蒸気が地面や植物などの表面に付着し、氷の結晶となったものです。風が弱い晴れた日に、放射冷却によって気温が3~4℃まで下がると霜が降りやすくなります。

霜が降りるには、その周辺の温度が0℃以下になる必要がありますが、気象庁で発表される気温は地表から1.5メートルの高さで観測しますので、気温が3℃と発表されていても、地面の温度は0℃以下になっていることがあります。

■「霜」と「霜柱」の違いは?

「霜」と「霜柱」は別々の現象です。「霜」は空気中の水分が凍ることによって起こりますが、「霜柱」は土の中の水分が凍ってできるものです。霜柱ができるときには、まず地表面の水分が凍り、そこに土の中の水分が毛細管現象によって次々と吸い上げられて凍ります。この繰り返しで、上の氷を押し上げていき、霜柱となっていきます。

霜が降りると、農作物のほか、花などの家庭の植物にも低温による被害が生じることがあります。農家の方にとっては甚大な被害が発生するおそれもあり、このため気象庁は霜による被害が発生すると予想されるときには「霜注意報」を発表しています。

気温や日当たりなどによって局地的に霜が降りることも多いので、家庭菜園や花など植物を育てている方は、翌日の最低気温が3~4℃に下がるような時は霜対策をしておくと安心です。