焼失2年 “首里城”夜明け前から消火訓練
2019年に沖縄県那覇市の世界遺産「首里城」が焼失した火災から、31日で2年となり、消火訓練が行われました。
この日の訓練は2年前の火災と同じく未明に出火した想定で行われ、警備員ら自衛消防隊が初期消火にあたり、その後駆けつけた那覇市消防局の消防隊が引き継いで放水するなど、連携を確認しました。また、夜が明けた後には、見学者の避難誘導や救護訓練も行われました。
那覇市・中央消防署 新城敏行署長「連携という部分では、これからも機会をとらえて同様の訓練をしていければ」
2019年の火災では、首里城の正殿など6棟が全焼しました。国は2026年度の正殿再建を目指して作業を進めています。