軽石漂着 辺野古“海上作業”も中断 沖縄
大量の軽石が漂着し各地で被害が出ている沖縄では、アメリカ軍普天間基地の移設先として埋め立て工事が進む名護市辺野古でも、軽石漂着の影響で8日から海上での作業が中断されています。
防衛省沖縄防衛局によりますと、作業船や警戒船が出港する辺野古漁港や、埋め立てに向けた護岸工事などが進む大浦湾に8日、軽石の漂着が確認されたため、埋め立て用の土砂の陸揚げなど海上での作業を中断したということです。
辺野古漁港では9日、これ以上の軽石が入り込まないよう、港の入り口に汚濁防止膜を張る作業が行われました。
沖縄防衛局は今後、作業船などの航路を確保できるかを見極めて、海上作業の再開について判断する方針です。