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防衛省 辺野古で新たな護岸工事に着手

2021年8月27日 15:26
防衛省 辺野古で新たな護岸工事に着手

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先とされる名護市辺野古で、防衛省沖縄防衛局は、新たな護岸の建設工事に着手しました。

27日、建設工事が始まったのは、辺野古崎の北側で、大浦湾に250メートル延ばす予定の「N-2」と呼ばれる護岸です。

沖縄防衛局は、護岸の予定海域に生息していた小型サンゴの移植作業を今月11日までに終えたことから、工事に着手しましたが、沖縄県は反発しています。

沖縄県・玉城知事「拙速に新たな護岸の工事を行っていくということは、非常に県民感情的にも到底理解できるものではないと思います」

今回、護岸の建設が始まった区域に隣接する海域には、広い範囲で軟弱な地盤が見つかっていて、国は工事の設計変更を沖縄県に申請していますが、県は近く承認するかどうか判断する見通しです。