前線通過の関東 沿岸部中心に雨脚強まる
関東地方を通過している前線や低気圧に伴う活発な雨雲がかかり、神奈川や千葉など沿岸部を中心に雨脚が強まりました。神奈川県東部では一時、土砂災害警戒情報が発表されるなど、大雨への警戒が高まりました(神奈川の土砂災害警戒情報は午後3時8分に全て解除)。
千葉県の勝浦では午後3時18分までの1時間に49.0ミリの激
しい雨を観測したほか、神奈川県の三浦や藤沢市辻堂でも激しい雨が降りました。藤沢市内や横須賀市内では道路が冠水している様子もみられ、低い土地や地下施設への浸水に厳重な警戒が必要です。
関東地方では、大雨の峠は越えたとみられますが、大気の状態が非常に不安定となっているため、9日(火)夜にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうや急な強い雨にご注意ください。
一方、東北では9日(火)夜遅くにかけて、北海道では10日(水)にかけて前線が通過し、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるところがありそうです。風も強く、暴風が吹くおそれもあるので、引き続き暴風や高波、大雨による土砂災害に警戒が必要です。
画像:神奈川県横須賀市(11月9日午後2時前)視聴者投稿