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木下都議“出席”の委員会 深夜にとりやめ

2021年11月10日 1:09
木下都議“出席”の委員会 深夜にとりやめ

今年7月の東京都議選の期間中に無免許運転で人身事故を起こしたとして書類送検された上、都議会を欠席していた木下富美子都議が、およそ4か月ぶりに姿を見せ、議員辞職はしない考えを明らかにしました。

木下富美子都議「本当に本当にこの度は大変申し訳ありませんでした。失われた信頼を回復することは大変厳しい道のりであることを覚悟しております。(これからの)議員活動の中で答えを導き出させていただければと考えております」

木下都議は、召喚状を出した三宅議長らとの面会で、2度の議員辞職勧告が決議されたことから、議員辞職を促されましたが、木下都議は、「辞職はしない」と答えたということです。

木下都議を巡っては、都議選の期間中に、無免許運転で人身事故を起こしたとして書類送検された上、体調不良を理由に議会をおよそ4か月間、欠席していました。木下都議は、この間のおよそ192万円の議員報酬について、「公職選挙法に抵触しない団体に寄付した」と説明しました。

一方、都議会では、木下都議が出席する予定だった委員会が、深夜になって、とりやめになるなど空転しました。木下都議が、議員活動を続ける考えを示したことに他の会派の委員が反発したためで、自民党の都議は、「辞職勧告が2度も決議された木下都議が、何の説明もなく委員会に出席するのはおかしい。議員辞職すべきだ」と話しました。