大規模テロ対策 警察と消防が合同訓練
神奈川県川崎市の河川敷で大規模なテロ対策訓練が行われました。
神奈川県警多摩警察署が13日、消防と合同で行った訓練は、多摩川の河川敷で野外音楽イベントの最中に化学兵器や爆発物を使用したテロ事件が起き、けが人が多数出たという想定で行われました。
およそ90人が参加し、白煙をあげる化学兵器に消防隊員らが対処してけが人を救助したり、警察の車両がマジックハンドを使って爆発物を処理したりと、本番さながらの緊迫した訓練となりました。また、河川敷に警察のヘリコプターを着陸させて消防隊員らがケガ人を搬送する訓練も行われました。
警察は消防との連携を強化し、対処能力の向上を図りたいとしています。