軽石回収方法の第2回検討会議 国交省など
大量の軽石が沖縄県を中心に各地に漂着している問題で、国土交通省などは16日、効率的に回収する方法を検討する会議の第2回を開催しました。
国土交通省・遠藤仁彦技術参事官「もはや一刻の猶予もないと考えています。早急に準備を進める必要があると考えています」
国交省などによりますと、軽石は現在、確認されているだけで沖縄県と鹿児島県、伊豆諸島の合計107の港に漂流、漂着し、船が出港できなくなるなどの影響が出ています。
国土交通省や水産庁、関係団体などが集まって開催された第2回の会議では、これまで沖縄県や鹿児島県で実施された回収方法について、それぞれのメリットや課題点などが集約された中間とりまとめ案が示され、了承されました。
また、今月中の最終とりまとめにあわせて、民間事業者からも広く技術やアイデアを募集するということです。