軽石防ぐフェンス設置 伊豆諸島に漂着予測
沖縄に大量に漂着し問題となっている軽石が、伊豆諸島にも近く漂着するとの予測を受け、東京都は18日、港に軽石が流れ込むことを防ぐためオイルフェンスを設置しました。
神津島港では、作業員がオイルフェンスの設置を始めています。先週から伊豆諸島周辺で少量の軽石の漂着が確認されていることを受け、東京都は18日午後、神津島港と御蔵島港で長さ40メートルから60メートルほどのオイルフェンスを設置しました。
この二つの島はJAMSTEC(=海洋研究開発機構)のシミュレーションで、軽石の影響を大きく受ける可能性があることが分かり、他の島の港に先駆けて設置することを決めたということです。
東京都は今後、ドローンを飛ばして軽石の漂流の状況を確認しながら、新島や三宅島でもオイルフェンス設置の準備を進めています。