クジラの死骸“海に帰す” 沖合に沈める方針固める 大阪市
先週、大阪湾の淀川の河口に迷い込み死んだクジラについて、大阪市は、死骸を沖合に沈める方針を固めました。18日から処理作業を始める予定です。
体長推定15mの「マッコウクジラ」は9日、大阪湾の淀川河口付近に迷い込んでいるのが見つかりました。
その後、尾びれを動かしたり、潮を吹いたりする様子が、確認できなくなり、13日、死んだことが確認されました。
大阪市がクジラの死骸の処理方法について検討していましたが、関係者によりますと、船で沖合まで持っていったうえで海に帰す方針を固めたということで17日に最終決定するということです。
作業は18日から行われる見込みで、まず海遊館の職員らが死骸の中のガスを抜く作業を行ったうえで、船で沖合まで持っていき海の中に沈めるということです。