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玉城知事“辺野古設計変更”承認しない方針

2021年11月25日 11:46
玉城知事“辺野古設計変更”承認しない方針

アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、沖縄県の玉城知事は、防衛省が申請していた名護市辺野古の埋め立て工事の設計変更について、承認しない方針を固めました。

玉城知事は25日午前、県議会の与野党の議員らに設計変更申請を承認しないとする方針を伝えました。このあと会見し、正式に公表します。

辺野古の埋め立て予定海域を巡っては、広い範囲で軟弱な地盤が見つかり、防衛省は去年4月、地盤改良の実施など工事内容の変更の承認を沖縄県に申請しました。県は約1年7か月にわたり、審査を続けましたが、玉城知事は最終的に、軟弱地盤についての調査や自然環境の保全のための対策が不十分なことなどを理由に、承認しない方針を固めました。

国は対抗措置をとるとみられ、県との新たな法廷闘争の展開も予想されます。

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