子宮けいがんワクチン 呼びかけ再開へ通知
接種の積極的な呼びかけを中止している子宮けいがんワクチンについて、厚生労働省は来年4月から、積極的な呼びかけを再開するよう26日、自治体に通知を出しました。
後藤厚労相「基本的に、来年4月からの個別の勧奨を順次に進める通知を発出いたしました」
子宮けいがんワクチンをめぐっては体の不調を訴える女性が相次ぎ、定期接種に追加されてまもない2013年6月から接種の積極的な呼びかけが中止されていました。
厚労省は有効性や安全性が確認されているなどとして、来年4月から、呼びかけを再開するよう26日、自治体に通知を出しました。自治体は、接種対象者に対して予診票やリーフレットを送り、ワクチンの効果やリスクなどの情報提供をしていく方針です。
一方、呼びかけをやめた8年間に接種の機会を逃した女性が無料で接種する機会については、引き続き部会で審議します。