国土交通省は、オミクロン株への水際対策強化として行った日本到着便の新規予約の停止要請をとりやめ、日本人の帰国に配慮するよう航空会社に改めて通知しました。

国土交通省によりますと、先月２９日に航空各社に対して行った日本に到着する国際線の新規予約の受け付け停止要請について、海外にいる日本人が帰国できなくなることから、この要請をとりやめ、日本人の帰国需要に十分配慮するよう、２日、航空会社に改めて通知しました。

一方で、政府が先月２９日に１日あたりの入国者数の制限を強化し、５０００人から３５００人にしているため、需要を分析した上でこの上限にどう対応していくかなど、航空各社と協議していくとしています。

これを受け全日空は、「通知を受け取ったのは事実。現在、航空局と連携しながら対応を調整中」としています。また日本航空は「予約再開に向けて対応を開始した」ということです。