国際線“停止要請”一転撤回…国交相が謝罪
国土交通省が、航空会社に日本到着便の新規予約停止要請を出したものの日本人まで帰国できない事に批判が高まり、その後とりやめたことについて、斉藤大臣が混乱を招いたとして謝罪しました。
斉藤国交相「国民の皆様に大きな混乱を与えてしまいました。国土交通省の責任者として、大変申し訳なく思っています」
斉藤大臣はこのように述べ、国交省が航空会社に要請した今月の日本到着便の新規予約受付停止やその後、一転とりやめたことについて謝罪しました。
航空会社への要請は先月29日に行われましたが、その2日後の1日夕方まで斉藤国交大臣に報告されておらず、政府内で共有されていなかったと言う事で「危機感、緊張感を持ちながら二度と同じようなことがないよう対応していく」としています。
一方で、政府は現在1日あたりの入国者数を3500人に制限しているため、日本人の帰国について需要や予約状況などを分析し、この上限にどう対応していくか航空会社と調整を行ってくとしています。