熊本で鳥インフル 6万7000羽を殺処分
熊本県南関町の養鶏場で死んだニワトリが見つかり、県の遺伝子検査で、高病原性鳥インフルエンザが確認されました。
県によりますと、南関町の養鶏場では、2日までにニワトリ73羽が死に、県の遺伝子検査で、毒性の強い高病原性鳥インフルエンザが確認されました。県は養鶏場のニワトリおよそ6万7000羽の殺処分を続けています。高病原性が確定した場合、国内では今シーズン5例目となります。
また、農場の周辺には7か所に消毒ポイントが設置され、畜産関係車両の消毒が行われています。
県は、鳥インフルエンザが発生した養鶏場の半径3キロ以内でニワトリや卵の移動を制限しているほか、半径10キロ以内で飼育されているニワトリを外に持ち出さないよう要請しています。