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愛子さま成年行事 勲章とティアラの装い

2021年12月5日 12:59
愛子さま成年行事 勲章とティアラの装い

今月1日に20歳の誕生日を迎えた天皇皇后両陛下の長女、愛子さまは、大学の授業の無い5日、皇居で成年行事にのぞまれています。勲章とティアラをつけた最も格式の高い装いで宮殿から姿を見せられました。

愛子さまが着用されているのは、「ローブデコルテ」という胸元のあいた最も格式の高いドレスで、5日午前、天皇陛下から授与された女性皇族に贈られる最高位の勲章「宝冠大綬章」をつけ、髪にはティアラが輝いています。

ティアラは、新型コロナウイルスに配慮して新調せず、陛下の妹にあたる黒田清子さんのものを借りられました。

宮内庁は、「ティアラは、儀式の際に女性皇族がおつけになるものとして必要」だとして、愛子さまのティアラも今後、国費での製作も検討するとしています。

愛子さまは、5日はまず、午前10時に皇室の祖先などをまつる皇居・宮中三殿を参拝して成年皇族となったことを報告されました。その後、陛下から勲章を授与され、最高位の正装に着替えて両陛下に挨拶をされました。

このあとは、上皇ご夫妻のお住まいを訪れて挨拶をするほか、皇族方や三権の長からの祝賀を受けられ、成年行事は夕方まで続きます。

成年にあたって、愛子さまは「成年皇族の一員として、一つ一つのお務めに真摯に向き合い、できる限り両陛下をお助けしていきたい」と感想を寄せられました。

記者会見は、大学の春休みである来年3月中旬に行われる予定です。