将棋の王座戦五番勝負第4局は現在も熱戦が続いています。対局会場前から中継です。

史上初の八大タイトル独占まであと1勝にせまる藤井七冠の王座戦第4局は、白熱した終盤戦を迎えようとしています。

第4局は11日午前9時から、京都市のホテルで行われています。

先手の永瀬拓矢王座は、序盤から桂馬をはねるなど積極的な攻めで藤井七冠を悩ませて持ち時間を使わせ、一時は持ち時間に3時間以上も差がありました。対局は永瀬王座のペースで進んでいます。

夕方ごろには、永瀬王座も勝負所とみられるところで1手に2時間以上考え込み、勝利を引き寄せようとしています。

ただ、藤井七冠は持ち時間の差を苦にせず戦うところもあり、さらに、今回の王座戦では多くの逆転勝利を手にしていて、このあとも目が離せない終盤戦が繰り広げられます。