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ゴーン被告「地獄は日本の人質司法制度」

2021年12月7日 0:33
ゴーン被告「地獄は日本の人質司法制度」

日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告が6日、逃亡先のレバノンから日本外国特派員協会のオンライン記者会見に参加し、逃亡した理由や、今後予定されている自身の元側近の判決について語りました。

カルロス・ゴーン被告「(逃亡した理由は)公正な裁判が行われるという希望を失ったからです。私にとっての地獄は、日本で行われている人質司法制度です」

日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告は、特別背任などの罪で起訴されていますが、保釈中の2019年の年末、中東のレバノンに逃亡し、現在まで裁判が開かれないままとなっています。

ゴーン被告は6日、日本外国特派員協会が開いた会見に、レバノンからオンラインで参加し、逃亡の理由や、最終的に逃亡を決断したのが実行に移す数日前だったことを明かしました。

また、来年3月に判決が予定されている自身の側近だったグレッグ・ケリー被告については、「彼は無実です。裁判官がどう判断するか見ものです」と語りました。

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