九州の鉄道の状況について、福岡市のJR九州の博多駅から中継です。

29日午前9時ごろから、駅の外では断続的に雨が降り続いているといった状況です。

福岡への台風10号の最接近は、30日午前0時から3時ごろの見通しです。

駅構内には、キャリーバッグを持った人の姿も見られますが、この台風の影響で、交通にも影響が出ています。

JR九州によりますと、この時間までに九州新幹線と西九州新幹線、特急列車および、在来線すべてで運転を見合わせています。

また、山陽新幹線はこのあと午後5時36分の博多発―新大阪行きを最後に、運転を取りやめます。

ライブを見に東京に行く予定だという人に話を聞くと、「もともと飛行機で行くつもりだったが、欠航になったので、新幹線の夜の便を取っていた。その新幹線も運転取りやめになって、また早い列車を予約し直した」と話していました。

JR九州などによりますと、30日も運転を見合わせる恐れがあるということです。