10月、右大腿骨上部の骨折で手術を受け、リハビリ中の上皇后さまが、午後の散策をしながらのリハビリを開始されていると側近が明らかにしました。

上皇后さまはことし10月、お住まいの仙洞御所で転倒、東大病院で「右大腿骨上部の骨折」のため手術を受けられました。

側近によりますと、上皇后さまは、上皇ご夫妻が日課にしている朝夕の散策をけがのあと取りやめていましたが、午後の散策については、リハビリの歩行訓練として再開されているということです。

左右に介添えの人がつき、上皇后さまは杖を使って歩いていて、時折杖をつかずに歩くリハビリにも取り組まれているということです。

側近によりますと、回復ぶりは順調で、上皇后さまは、熱心にリハビリの指示を聞いてその通りに励まれているということです。

11月27日、三笠宮妃百合子さまの「斂葬の儀」の翌日の墓所への参拝について、上皇ご夫妻は上皇后さまの足の状態を考慮し見送られましたが、今後の参拝については未定だということです。